バターの風味がほんのり◎
大きなくるみがお饅頭の上にのっています。餡の中にも刻んだ胡桃が入っています。ほんのりバターと卵を感じる小麦生地、口の中で風味がじわ～と広がります。くるみとの相性も抜群です！
餡は胡桃入り、生地に合わせたサラサラした餡の食感は良く計算されています。これら素材の組合せで何とも言えない絶妙なハーモニー♪が生まれます。
くるみがタップリ入っていて、コリコリ…コリコリ…楽しさがずっと最後まで口の中で感じることができます。食べ終わった後にコクのある甘味を感じました。何だろう...とおもい表示をみたら成程...黒糖でした。細部までこだわっています。
くるみ押しはなぜ？
中村屋さんをはじめくるみのお菓子が多い雫石町。『何故だろう…』ネットを調べるとその答えは載っていなかった。勝手な妄想を膨らませ、雫石には自生の胡桃の木が多いのかもしれません。岩手県自体胡桃のお菓子屋料理がたくさんあります。くるみは保存が効くし栄養も満点です。
ネット上で興味深い生地を見つけました。
岩手では美味しい事を『くるみな味がする』というらしいです。55年間岩手で育ってきた僕ですが、初めて聞いた言葉です。もしかして昔々爺ちゃん婆ちゃんが言っていたかもしれませんが、記憶にはありません。四国四県に匹敵する岩手県の面積、4分の3が山林ですので胡桃がたくさん自生しています。
くるみを擦って人参やこんにゃくと和えたり、搗きたてのお餅をくるみタレを掛けたり、勿論岩手県民のソウルフードお茶もちもくるみダレです。くるみを刻んでおにぎりに混ぜても美味しいです。くるみのお団子、胡桃大福も美味しいですね。
中村屋様。くるみの里美味しかったです。
ごちそうさまでした！
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