セブンイレブンで購入しました。
『さくら香る 桜もち』 税込み140円
地域の和菓子を紹介します!と言いながら、新型コロナの影響で地元のお菓子屋さんを回るのが憚(はばか)られます。
お弁当ついでにセブンイレブンへ。
チルド販売の棚に可愛らしい桜もちを見つけました。
コロナ騒動で桜を楽しむ余裕が無くなっていた。
パッケージには桜の花びらの模様と淡いピンク色。
桜葉の塩漬けを蒔くのではなく、花びらの塩漬けが載っている。
道明寺のピンク色は野菜色素との事。
セブンイレブンは企業姿勢として合成着色料を使用しないらしい。(素晴らしい)
セブンの品質方針→https://www.sej.co.jp/products/anshin/efforts_02.html
桜の蕾(つぼみ)の塩漬けからほんのり甘い香りがする。
因みに桜もちの独特の香りは、葉の成分『クマリン酸』が塩と反応して『クマリン酸ナトリウム』になって初めてあの香りになります。
中には北海道産小豆のこし餡が包まれていました。
食べた感じはとても柔らかいです。
昔と違ってコンビニの和菓子もどんどん美味しくなっていますね。
裏面の原材料を見ると、桜花エキス・乳化剤・酵素・香料・PH調整剤・グリシン・酸味料と入っていますが、大手チェーンの流通や保証日数・クレーム対策として致し方ない部分もあり理解できます。
モチ菓子はつくった瞬間から風味がどんどん変わりますので…。
製造元も品質保証の為に犠牲にしている事は全然わかっていると思います。
それにしても昔と違って本当にクオリティーの高さに感心させられます。
専門店も負けないよう自社の強みをしっかり表現していかなければなりませんね。
価格も風味も納得でした。
ごちそうさまでした!
補足:道明寺粉とは?
もち米を蒸して乾燥させ砕いたものです。大阪府藤井寺市にある道明寺で最初に作られたためこの名になりました。
水に浸して食べられるので保存食として用いられました。