これは衝撃の出会いです!
大丸屋さまの店頭にはたくさんの美味しいお菓子が並んでいます。
どれにしようかなぁ~と見ていると…、んっ?「山椒餅!?」何だろうコレは?と気になりました。迷わず買って食べたのが昨年の春のこと。
どんな味だろう…?和紙に包まれた四角い筒状のお菓子、袋を開けると山椒の香りがふわ~んと漂ってきます。くるみのコリコリした食感は口の中で素敵なアクセントとして広がります。ふわふわのもち粉生地の中に練り込まれた山椒の味と香り...。美味しいと感じる脳の部分にどんどん信号を送ります。これはクセになる味、やめられない・とまらない病み付きになる味です。あれからほぼ一年、時々食べたくなる山椒餅。思いだすたびに素敵な山椒の香りが脳裏によみがえるのです。そして今日もあの味の記憶と思いだしながら食べました。期待通り山椒の美味しさが新たな信号となって脳に刻み込まれました。
☝綺麗な断面です。この中に山椒パワーが秘められています。
山椒が和菓子にあうなんて...
山椒は時期になるとすり潰して山椒味噌として豆腐に載せるか、ウナギを食べる時と麻婆豆腐にふり掛けるイメージでした。18歳の時大阪の焼き鳥屋さんで山椒と合うという事を知りました。22歳の頃岩手の焼き鳥屋さんには山椒が無く、山椒を頼んだら「珍しい食べ方をするねぇ~」と言われた事を思い出しました。人や物が時代と共に行き交うようになって今では岩手の焼き鳥屋さんにも山椒は当たり前のように置かれています。お酒にあう食べ物に山椒というイメージでしたが、まさかお菓子に山椒を材料にするなって思いもよりませんでした。この山椒餅、誰が開発したのかは解りません。この秘密を今度大丸屋さんの大女将さんに聞いてみたいと思うのです。
☝病み付きになる味、常習性がある美味しさです。
歴史を伝える若いご夫婦
大丸屋さんの村田ご夫妻は素敵で仲睦まじいご夫婦です。大丸屋さんは昭和9年盛岡市大通りにてお店を始めたとの事です。その後現在の地へ移転されましたが、伝統は連綿と続いています。お店の奥でお菓子を作られているベテランの職人さんと共に大丸屋さまの味を伝えています。大丸屋さまがあるお店の両隣には歴史あるお菓子屋さんが並んでいます。お互いに切磋琢磨して盛岡の和菓子文化を伝えています。
☝ご主人と若奥様、見ているだけで羨ましい素敵なご夫婦です。
大丸屋さま、山椒餅美味しかったです。
ごちそうさまでした!
いろんな和菓子のブログが楽しめます
👀のぞいてってください👀
⇩⇩ポチっとね⇩⇩
⇩『黒豆塩大福』岩手県産ヒメノモチを自社製粉!同じく岩手産黒ひら豆を使った塩豆大福です。冷凍でお届けし、室温2時間にて食べごろになります。
⇩『土用もち』ヒメノモチを自社製粉、ふわふわの生地に甘さ控えめのこし餡で包みました。自然解凍2時間で食べごろになります。
⇩待望の第3巻!『アンと愛情』何となくアルバイトとして入った和菓子店、四季を通じてお菓子のこと、同僚を通じて成長していくアンちゃん。全3巻は和菓子のバイブルと言える秀作です。さて、アンちゃんの恋の行方は如何に…?
前作『和菓子のアン』『アンと青春』 主人公アンちゃんの成長がワクワクします。