見て直ぐに美味しいと思た
もちっとして、もりっとして、食べ応えがあります。ふわんと香る黒糖の味と黒ゴマのプチプチがいい!。がんづきにハズレは無い気がしますが、湖月堂さまのがんづきは、昔ながらの慣れ親しんだ美味しさがあります。ふわふわトロリのケーキも良いですが、この重厚感ある食感は逆に今では新鮮な感じがする。今の若い人たちに食べさせたら絶対「何これ~新しいぃぃ~」と心をつかむのではないでしょうか?食べ応えあるサイズ、夢中で食べているうちに、5歳か6歳の自分がかぶりついているような錯覚になりました。
☝ごまが時折プチプチとはじけるのがいいです。
がんづきには酢を使います
小麦粉・砂糖・酢・塩・ごま・重曹…これが基本的ながんづきの原材料です。重曹が膨らませてくれるのですが、酢が重曹ろ混ざると炭酸が発生して膨張を手助けしてくれます。この二つの組合せを考えたのは誰でしょうね?がんづきを作る上で欠かせない酢は日本の重要な発酵食品。酢も味噌も凄いですね...。
僕が育った昭和40年代の村にはケーキ屋さんなんてありませんでした。クリスマスのケーキは生クリームではなく、バタークリームかチョコレートクリームだったと思います。クリスマス以外はケーキなんて食べる事はありえません。唯一洋菓子っぽかったのは、カステラとがんづきです。この二つが目の前で出てきたら踊り狂いたくなるほど嬉しい気持ちになりました。ちょっと大人になって洋菓子を食べられるようになったときに食べたティラミスははっきり言って美味しいとはおもえなかったです。でも格好をつけて「美味い」と言っていたのですが…。結婚して子供が出来て家族で美味しいと言われるケーキを食べるようになって、それなりにケーキの美味しさがわかるようになったのですが、55歳の今でも数あるケーキの中に「がんづき」が入っていたら間違いなくがんづきを選びます。
☝潔いパッケージが良いです。本店へ行ってみたいですね。
がんづきのなまえ?
漢字で書くと「雁月」と書きます。満月を背に雁が飛んでいる様子から来ています。雁はカモ科の水鳥です。雁月の形は昔から三角が定番になっています。諸説ありますのであえて書きませんが、最近では三角もあれば四角もあり、中にはカップケーキのような丸型もあります。
このカタチと味、いつまで続いてほしいものですが、下手にシフォンケーキみたいな食感に行かない事を願っているところです。この重厚な食感こそがんづきの醍醐味だと思うのです。
昨日に続き盛岡市肴町の彩彩さまで購入しました。
湖月堂さま、がんづき美味しかったです。
ごちそうさまでした!
湖月堂さまご住所:一関市カワサキ長薄衣法道地21-10
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