作ってみた:本葛水羊羹と葛きり
真夜中のお菓子づくり
今年56歳になるオジサンが作ったお菓子なんて美味しそうじゃないけれど…、手元に素敵な本葛があったので水ようかんを作ってみた。あんこは冷凍庫に岩手県産小豆を使ったこし餡があったのでそれを使った。寒天と違い葛を使った事で、プルプル感の中にふわふわした食感があった。
本葛は福岡県秋月の廣久葛本舗製、十代続く老舗です。鹿児島県産で葛堀りをしているというから純国産品です。値段は高いけど価値は十分あります。腕が上がった気持ちになりました。色んな本葛を試してみたけど、ここの本葛が一番だと思います。
☝これから粗熱を取って冷やします。
4時間黒みつを煮る
もう一品、葛切りです。葛切りそのものは、葛を水に溶いて湯煎して作ります。本葛を使った葛切り、この食感に負けないように黒みつも本気出して煮ました。
水に黒糖を入れ、灰汁を取りながら煮詰めます。水が半分になったらまた水を足して煮詰める。この作業を3回繰り返しました。エグミの無い切れ味の良い黒みつに仕上げます。
☝本葛100%で作った葛切りは色味が上品です。
黒糖探しから…
スーパーに行っても中々素晴らしい黒糖を入手するのは困難です。すっかり高級になってしまった黒糖です。店頭にてパッケージの裏面表示を見ると『加工黒糖』が多いです。黒糖と加工黒糖の違いはネットに出ているので興味がある人は是非調べてみてください。今回知り合いから頂いた波照間島と奄美産
☝1回目の煮詰めている途中、完成は3時間後です。
作ったお菓子ですが…美味しかった!
ごちそうさまでした!
最近のコト…
お菓子を買いに行きたい欲求が確実に落ちています。体力的(食欲)なものと気持ち的なもの…。気持ちが安らいでいないと中々嗜好品って手がでないものです。毎夜毎朝、今日は昨日より一ミリでも良い日にしようと気持ちを鼓舞して頑張ろうと思うのですが、思い通りにいかないのは仕方がない事です。流行のメンタル的な本をアレコレ読み漁ってみても気持ちは晴れません。これ☟が一番ストンと心に入ります。
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