素朴こそ本物の味
ふるさとやさまの『おはぎ』
少し前にご紹介したお赤飯と一緒に購入しました。国産小豆を使用した自家製餡の粒餡は色鮮やかでふっくらして香りも素晴らしいです。店頭に陳列された迫力ある姿を撮影させて頂きました。もち米の香り…ほんのり甘さを感じて美味しさMAXです。作りたて間もないおはぎを早速一口食べました。言葉はいらないくらい美味しかったです。脳内で想像した美味しさを上回りました。お菓子に限らず食べ物は作りたてが美味しいですね。サイズは田舎のおばあちゃんが作ったようなズッシリした大きさです。1個食べると大満足です。
☝昔懐かしい田舎のおばあちゃんがつくる素朴な味がします。
充実したお菓子の数々
ふるさとやさまの店頭は2坪くらいの大きさです。後ろの工房も4坪くらいだと思いますが、このお店の中にはお茶もちをはじめ、たくさんの大福屋だんご、ゆべし等々20種類以上の餅菓子があります。店員さんは女性ばかりで一生懸命お菓子を作っています。夏は蒸気や焼き台で凄く暑くなると思いますが、負けずに作っています。いつお邪魔しても笑顔が絶えないお店で新聞やブログにて紹介させて頂くと必ず覚えていてくれて声を掛けてくれる有難いお店なのです。
ふるさとやさんの発見は偶然でした。ブログを始めて間もない頃、盛岡市青山町にある某お菓子屋さんを訪ねたのですが生憎臨時休業でした。不慣れな街なので何処を走っているかわからないまま盛岡市内へ向かっている途中にふるさとやさまの『おだんご』の看板を見つけました。最初に購入したのは金ごまだんごだったと思います。行く度に少量のお菓子を買って駐車場の中で食べています。広い駐車場は人気の理由です。おしるこも『冷』と『温』があり、夏も冬も楽しめます。天昌寺の本店以外にも、盛岡の百貨店『カワトク』などにも納めていますので、一体どれくらいの量を作っているのだろうと思います。大きな設備は無いと思いますので、スタッフ総出で早朝から作業されていると思います。どんなに多く作っても一つ一つ心を込めて作っているのは、お店の雰囲気とお菓子を食べると直ぐにわかります。
☝お店の雰囲気を写真に収めきれないコンパクトで機能的なレイアウトです。
看板が目印
目の前の道は少し狭いですが、裏側に大きな駐車場がありますので心配はありません。10台くらいは止められるかとおもいます。いつ行ってもお客さんが途切れる事のない人気のお店。味は勿論スタッフの皆さんの人柄が素晴らしいです。なかなか岩手まで簡単に来るのは難しいですが、盛岡駅から雫石スキー場や小岩井農場へ行くルートから少し入ったところにありますのでレンタカーだと気軽に訪ねることができます。
☝お店は日曜日です!飾り気のない自然な雰囲気が素晴らしいです。
おはぎの名前あれこれ…
萩の花が咲くころが『おはぎ』牡丹の花が咲く季節が『ぼたもち』。夏は『夜船』、冬は『北窓』と呼び名がかわります。夜船と北窓は、その情景を表した昔の人の遊び心。おはぎはお餅のように搗かないので『着きしらず』『月しらず』というから『夜の船がいつ着いたのかわからない』『北の窓から月は見えないので月しらず』らしいです。いつの頃から言い表しているのでしょうか?江戸時代の頃…?想像するだけでワクワクします。感情の豊かさも感じさせます。タイムマシーンがあったら行ってみて当時の暮らしを見てみたいものです。
☝餡もお餅も迫力満点です。
ふるさとやさま、おはぎ美味しかったです!
ごちそうさまでした!
ふるさとやさまご住所:盛岡市天昌寺3-31
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