素直な気持ちでお菓子にふれる事を再認識
お盆とお彼岸が終わり、ご先祖さんの仏壇には頂いたお菓子がいくつかあります。
消費期限や賞味期限を見ながら有難く頂戴しています。供えられていた箱には『信州名物』『くりくるみろまん』と書いてありましたが、箱に入っている状態ではあまり興味が湧かず、心の中で『観光地土産かぁ...』と思いそれ程期待していませんでした。
賞味期限が迫ったころ、一つ渡され食べた瞬間『ほぉ~!美味いじゃないか~♪』と感心しました。栗と胡桃がお互いに味をぼかすことなく、風味がしっかりしています。寧ろ胡桃から感じられる僅かな渋味が全体を引き立てていました。小麦生地もパサつくことなくしっとりとした食感なのです。
もう一つ残っていたので食べる前に撮影しました。既に箱は処分されていてメーカー名が解りません。ネット検索してみましたが、商品の画像は見つかるもののメーカー名は解りませんでした。うーん残念...。人もお菓子も見かけで判断してはいけないな...とつくづく後悔!。どんなお菓子でも素直な心で頂かなければなりませんね。
☝栗の味もくるみの味も丁度よいバランス。しっとりしたお饅頭でした。
観光地土産のイメージが変わる
たぶんお土産系問屋さんが企画開発したのもでしょう。昔の観光地土産のイメージはあまりよろしくないものでしたが、この『くりくるみろまん』を食べて印象がかわりました。勿論、全てが美味しくなったという訳ではないと思いますが、以前は人にプレゼントする対象たったものが、自分や家族が食べるものに観光地土産の意味が変わってきたと思います。お菓子を食べながら観光地滞在中の楽しい思い出を振り返ったり、また行きたいな...と感じさせる役目が観光地のお土産にあるような気がするのです。
☝ひと口サイズで食べやすい大きさです。
昔の旅行といえば...
随分昔ですが旅行へ行ってくると言えば、ご近所さんや友人から『御餞別』を頂いたものです。1,000円とか2,000円とか、又はグループ10人で5,000円とか...。頂いたお餞別のお返しにお土産を買ってくるのですが、半返しルールという物が僕の地域にあって予算は限られます。たくさんの人からお餞別を頂くと、旅行カバンが自分のものよりお土産で埋まってしまう事もありました。海外へ行くともなれば、一ドル200円の頃で何を買って良いかわからず『ナッツチョコレート』の20箱くらいのセットがキャスターバック付きで売られていてそれを買ってきました。
最近ではあまりお餞別の文化は少なくなっていて、お土産業界も競争が激しくなり『質』を求められているよ考えます。今回『くりくるみろまん』を食べて『時代は明らかに変わっているなぁ~』と思いました。同じお饅頭でも、誰に買って頂くかによって作り方や売り方が変わります。大手・中堅・個人規模...変な競争をせず、それぞれの特徴を大切に良いお菓子を作って欲しいと思うのです。
☝信州は栗の産地です。栗の銘菓が沢山あります。
くりくるみろまん、美味しかったです。
ごちそうさまでした!
信州観光へ行きたいな...ネットだけでもたのしもうっと!
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