後藤屋さま:栗とサツマイモの大福
相性のよい素材のベスト・ハーモニー
後藤屋さまの『栗とサツマイモ大福』は季節限定スペシャルです。栗は歯応え風味豊かな自社仕上げ、サツマイモあんとの相性は最強です。更に生クリームと小豆餡が良いサポートをしています。ふわふわの生地がフィリング類を優しく包み込んでいます。ひと口食べると栗を中心に他の素材が次々と顔を出します。主役を引き立てる見事なハーモニー。この季節しか食べられない”特別な感じ”がまた美味しさを倍増させますね。
☝自社仕上げの栗の香りが鼻からすぅ~っと抜けて美味しさが全身に広がります。
朝から大繁盛の水沢の老舗
月一度の県南での用事、朝10時過ぎにお店へ伺うと既に駐車場には数台の車が止まっています。店内には4名のお客さんがいらっしゃいました。箱詰めのお菓子を買い領収書をもらっている法人のお客様、きっとこれから重要な顧客訪問をするのだろうと想像しました。後藤屋さまをはじめ、わくわくするお店の共通点は訪問する度に何か新しい発見と暖かな雰囲気があります。季節を感じさせる限定商品が店頭に並んでいると『よし!やったー!』と嬉しくなります。『栗とサツマイモ大福』以外にも、季節を感じさせる『栗蒸しようかん』等があり、これは表面に大粒の栗がゴロゴロ並んでいました。
後藤屋さんは季節が変わるたびに必ずチェックする楽しいお店です。
☝一つの大福に、栗・サツマイモ・小豆餡・クリームが入っていてとてもリッチです。
お菓子教室、二つの餅と5種類の餡
この日は月に一度の和菓子教室、前回(9月)生徒さまからのリクエストで、岩手県南に伝わる『もち料理』を予定。最初はずんだ餡とごま餡を作る予定が、調子にのってしまいくるみ餡とみたらしも作る事になりました。更に食感の違う求肥餅と白玉餅を作る約束をして、帰りみち『時間内に間に合うのかなぁ~』と不安になりました。
その翌日には仮のレシピをつくり、近所のスーパーで材料を揃えてテストをしました。
お菓子教室当日はおもった以上にスムーズな流れで出来たのは、レシピ以上に生徒さんが10ヶ月間一緒に作ってきたことで、生徒の皆さんがお菓子を作り慣れてきたからだと思います。時間に余裕ができたので手持ちのこし餡を使い少し緩めの餡タレを作り5種類の『もち料理』が出来上がりました。
菓子教室の後余った餡を生徒の皆さんが嬉しそうに帰ってもらったので『うまく行ったなぁ~』と安心しました。
『もち料理』は岩手県南部に伝わる『おもてなし』の郷土料理です。昔から宴の席にこれが無いとお客様へのおもてなしが成立しまないのです。
☝ずんだ(枝豆)餡は、枝豆と砂糖・塩・水だけで作ります。
楽しみはお昼に食べるおそば
奥州市水沢は昔からお蕎麦も美味しいです。幾つか気に入ったお店があるのですが、お菓子教室の時間を考えると、11時オープンのお店を選んでしまいます。事前に行ってみたいお蕎麦屋さんもあるのですが、11時30分オープンだとお菓子教室の事前準備ができなくなるかもしれません。
安定して美味しく価格も手ごろなお蕎麦屋さんは水沢観光物産館の中にある『かぐや』さんです。これ迄4回はいっているかもしれません。
手打ち更科そばとかき揚げ丼のセット。更にサラダがランチタイムにはサービスで搗きます。結構なボリュームで56歳の胃袋には十分な量です。麺つゆの味は好みが人それぞれあると思いますが、お蕎麦は更科系のしっかりした手打ちそばです。
☝おそばとかき揚げ丼のセット。お手頃な価格は観光物産館だからかな?
お菓子教室ついでに色々楽しませて頂いています。
後藤屋さま、『栗とサツマイモ大福』美味しかったです。
ごちそうさまでした!
後藤屋本店さま:奥州市水沢大町78
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