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御菓子司山善さま:明けがらす

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岩手県の代表菓子なのです!

 

 盛岡市材木町にある山善さま『明けがらす』は、モチっとしていながら歯切れの良い独特の弾力が魅力的な食感があります。噛むたびに胡麻クルミが口の中で弾け、風味が広がりふぅわぁ~~~って鼻から抜けていく品の良い甘さと美味しさが広がります。弾力があるのにキメ細かい柔らかさがあって、すっと馴染んで喉の奥へと消えていくのです!

くるみと胡麻は夜明けの空を飛び立つカラスを模しています。盛岡を始め、岩手県内の和菓子店では各店それぞれ工夫したオリジナルの味わいがあります。モチっとした食感やホロリした物もあります。各お店…、奥にふわッと広がる隠し味があってとても興味深い明けがらすが沢山あるのです。

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☝かまぼこ状の形も山善さまの特徴の一つです。

 

材木町の魅力

盛岡駅から徒歩10分くらいで材木町へ行けます。かつて商店街は国道四号線として東京から青森へ向かう首相道路でした。江戸時代に材木を扱う商人が集まり、商店街沿いに流れる北上川を活用し材木の運搬を行っていました。宮澤賢治岩手県を代表する童話作家です。生まれは花巻ですが、旧制盛岡中学(現盛岡一高)と盛岡高等農林学校(現岩手大学)時代を盛岡で過ごしました。材木町にある光原社は生前唯一の童話集を印刷した出版社で現在は雑貨や民芸品などを販売しています。通りには実物大のブロンズ像がさり気なく椅子に腰かけていて、真夜中に歩くと少しびっくりします。ご主人様のお話しでは4号線だった頃は沢山の人々が往来していて活気があったとか。今でも地域の商店主様が力を合わせ、4月~11月までの間『よ市』で賑わいます。僕的にあまり人混みは苦手なので、平日の静かな時間帯を選んで歩くのが大好きです。建物の間から北上川の音が聞こえてきます。大昔はどんな通りだったのだろう...と想像したくなる、色んな昔ながらの雰囲気を残す趣のある商店街の中に山善様はあります。

 

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宮沢賢治さんのブロンズ像です。実物大なので、真夜中はドキッとします。

 

山善さん本店

 盛岡の玄関口である駅ビルの中と、地域一番店のカワトクデパートの中にお店があります。材木町という地域の魅力と品ぞろえを考えると本店へ行くのが一番ベストです。四季折々の和菓子を始め、お土産に最適な焼き菓子や、岩手ナラデワの明けがらすやからめ餅、豆銀糖が店頭を彩っています。季節の果物を使った季節限定品も魅力。

さて...、今日は何を買おうかな?とワクワクさせてくれる魅力が材木町本店にあります。

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☝趣のある店構え、この近くには知る人ぞ知るイタリアンの名店があるのです(秘)

 

山善さま:明けがらす美味しかったです!

ごちそうさまでした!

山善さまご住所:盛岡市材木町2-21

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