机の上シリーズ・梅花堂さま:東太平洋
壮大なネーミング&ラムの味
大正7年創業という、塩釜の梅花堂さん製『東太平洋』という壮大な名前のクッキーです。ラムの香りがほんのり…、塩味が感じられるサクサクした食感がうれしいです。社員さんが仙台の業者会で貰ったお土産です。
東太平洋という名前でついつい調べたくなりました。
ネット情報によると‥、
伊達藩の家臣支倉常長がローマに向けて出航したガレオン船をイメージして作らました。政宗の偉業に想いを馳せる忘れられないパッケージとお味。
との梅花堂さんのホームページに書いてあります。パッケージの船はそういうことだったのね...。フムフム納得です。
☝ほんのりラム酒の香りに『おっ!』と食感を刺激されました。
支倉常長って誰?
東太平洋って名前に、最初はそこの海の塩でも使っているのか?と想像してしまいました。パッケージに古い船のイラストが…何で?。調べると支倉常長に繋がりました。
大河ドラマ(独眼竜正宗)や、テレビで時々耳にする名前です。何となく伊達藩の武士くらいしか覚えていません。梅花堂さんのお菓子が何故『東太平洋』なのか…?、から支倉常長検索をしてみました。
支倉常長(はせくらつねなが)は、伊達政宗に仕えた仙台藩士です。正宗の命をうけ、通商使節団としてローマへ渡りキリスト教の洗礼を受け、ドン・フィリッポ・フランシスコ・ファセクラの洗礼名を受けました。詳しいことはネットに記載されていますので、Wikipediaで検索してみてください。当時、有色人種としてローマ貴族となったのは、支倉の人物教養が共に優れていたと想像できますね。
ファセクラ(支倉)がなんかいいですね...。
☝せめて支倉常長の名前が入っていればもっと解り易いですよね。
☝肖像画がイケメンです。
⇩梅花堂さんのホームページを見ながら…
ネットを見ると上生などの和菓子をはじめ、クッキーなどの洋菓子も作っているようです。羊羹に心惹かれました。塩竃に本社があるお菓子屋さん。塩竃と言えば塩釜神社は伊達家の庇護を受けていました。NHK大河ドラマで放映された『独眼竜正宗』はもう35年前とは驚き…。それだけ歳をとったのだなぁ~、と実感しました。何やら過去最も高視聴率な大河ドラマだとか...。ドラマが人気だった頃、塩竃神社へ行きました。今なら興味深く感じたと思うのですが、22歳の私には何の感動も無かったです。誰かが言っていましたが、年齢を重ねる程動かないものへの興味が深まるらしいです。よ~くわかりますね...。今更遅きに失したところもありますが、まもなく始まる60代以降を無礼無教養極まりないアホンダラにならないように…と思うばかりです。
『東太平洋』を頂きながら、そんな気持ちになりました。それにしても、梅花堂さんの羊羹食べてみたいです。
梅花堂さま、東太平洋食べて勉強させて頂きました。
ごちそうさまでした!
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