お歳暮に頂いた佐賀の銘菓・北島さま『丸芳露』
450年続く素朴で凄みがある逸品
450年前に生まれた『丸芳露』は、ずーっとこの形…驚きです。食べた感想は、卵や小麦粉など素材の美味しさが全部でています。ふわっと感じる甘さは砂糖と言うよりみりんの深みがあります。食感はしっかりしていますが、サラサラしたくちどけが鮮やかです。丸芳露は今の小麦菓子とは一線を画す凄みがあります。
スタンダードなお菓子は決して時代の風潮に流されてはいけません。丸芳露を食べる度にそう思うのです。
☝カッチリしているように見えますが、サラサラとくちどけ最高です。
今日は感謝の気持ちを込めて書きます。
今から40年くらい前に『良い食品を作る会』という団体に入会しました。そこで知り合ったのが『北島さん』です。以来交流を続けさせて頂いております。数年に一度くらいしかお会いする機会はありませんが、今でも同じ志を持つ仲間としてお付き合いさせて頂いております。モノづくりにおいて迷った時はいつも良い食品の理念に立ち返り自ら帰属している場所に立ち返る事が出来ます。
良い食品を作る会は四条件四原則の基本理念にて成立しています。
【四条件】
- 原料の厳選
- 加工段階の純正
- 一徹で、時代環境に曲げられることのない企業姿勢
- 消費者との関係の重視
【四原則】
- 安全であること
- ごまかしのないこと
- 味の良いこと
- 品質に応じた妥当な価格
終戦後食糧不足から似て非なる食品が市場に溢れ、それらが本物にとって代わってしまうという悲しい状況を憂い、『本来の姿はこうだ!』という生産者が集まり発足しました。最盛期には北海道から沖縄まで数百社が集まりましたが、今は幾つかの組織に分かれ活動しています。良い食品を作る会から派生した組織は今でも四条件四原則を基本理念として各地で活躍しています。
全国で活躍する二つの会
☝450年前からこのカタチ、微妙に配合が違うだけでこの曲線が出ないとか
丸芳露さんのパンフレット
理由あって、こんなカタチになっています。
お月さまのようですが、
よこから見ると海に浮かぶ島のようにも見えてきます。
いまから約450年前に生まれた『マルボーロ』。
当時はこのカタチよりも、やや小さくて固かったと言われていますが、
基本的にはずっと変わりません。
ごく普通のまーるいこのカタチに。
実は『北島』ならではの理由があります。
それは材料のバランス。
おもに筑紫平野の小麦粉と鶏卵と吟味された砂糖の割合が少しでもちがうと、
やさしい曲線やふっくらとした感じがこわれていまうのです。
自然の恵みと家伝の手法から生れたこのカタチ。
『北島のマルボーロ』ならではのおいしさの証ともいえます。
(パンフレットより)
☝シンプルなパッケージだからこそ伝統の重みを感じます。
北島さまいつもありがとうございます。美味しいです!
ごちそうさまでした!
北島さまホームページ⇒丸芳露本舗 北島
北島白山本店ご住所:佐賀市白山2丁目2-5
いろんな和菓子のブログが楽しめます
👀のぞいてってください👀
⇩⇩⇩⇩⇩
👀のぞいてってください👀
⇩⇩⇩⇩⇩
⇩『黒豆塩大福』岩手県産ヒメノモチを自社製粉!同じく岩手産黒ひら豆を使った塩豆大福です。冷凍でお届けし、室温2時間にて食べごろになります。
⇩『土用もち』ヒメノモチを自社製粉、ふわふわの生地に甘さ控えめのこし餡で包みました。自然解凍2時間で食べごろになります。
⇩待望の第3巻!『アンと愛情』何となくアルバイトとして入った和菓子店、四季を通じてお菓子のこと、同僚を通じて成長していくアンちゃん。全3巻は和菓子のバイブルと言える秀作です。さて、アンちゃんの恋の行方は如何に…?
前作『和菓子のアン』『アンと青春』 主人公アンちゃんの成長がワクワクします。
⇩⇩⭐⭐⭐⭐⭐⇩⇩