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佐賀北島さま:丸芳露(マルボーロ)

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南蛮渡来の味がする

 佐賀の老舗北島さまの『丸芳露』ほわんとした中にボヨンとした心地よい弾力があります。ふんわりと感じる小麦良い香りサラッとした甘さは、みりん蜂蜜なのでしょうか?、が近づいてきたような甘い香りがします。こんがりきつね色の焼き色がとても綺麗です。江戸から明治へ変わる頃、鍋島藩御菓子司から南蛮菓子の製法を伝授された北島さま。もしかして維新の元勲たちが、『ぼうろ』を食べながら新しい日本を創造し描いたかもしれない…、なんて思うと美味しさに新たな深みが加わりますね。

このマルボーロには450年の長ーい歴史があるといいます。

南蛮渡来の味がしますね。

 

☝シンプルだけど凄い技術が詰っているマルボーロです

 

丸いカタチには意味がある

 箱に入っていたチラシには次のようなことが書かれていました。

⇩原文のまま

理由あって、こんなカタチになっています。

お月さまのようですが、横から見ると海に浮かぶ島のようにも見えてきます。

いまから約450年前に生まれた『マルボーロ』。

当時はこのカタチよりも、やや小さくて固かったと言われていますが、明治のはじめ頃に当店の工夫で出来あがりました。

ごく普通のまーるいこのカタチに、実は『北島』ならではの理由があるのです。

それは材料のバランス。主に筑紫平野の小麦粉と鶏卵と吟味された砂糖の割合が少しでも違うと、優しい曲線やふっくらとした感じがこわれてしまうのです。

自然の恵みと家伝の手法から生れたこのカタチ。

『北島のマルボーロ』ならではのおいしさの証ともいえます。

☝微妙な配合のバランスがこのふっくらしたカタチになるとの事…。

☝チラシの一字一句がストーリーと夢が溢れています

詰合わせを頂きました

 佐賀の銘菓『北島』さまの御菓子詰め合わせを頂きました。異国の香りと文化を感じさせる北島さまのお菓子の数々。どれも魅力的で一級品であること間違いなしです。初めて食べたのが『丸芳露』、もう50年近く前の事です。良い食品を作る会の会員となり、全国の食品メーカーさんとの交流が深まりました。入会間もない頃、偶然父と北島さんの先代社長さまと同じテーブルになり、漢詩の話題で大いに盛り上がったとの事。戦前の人たちは漢文は軽々何のそのって感じのようです。以来文通が絶えず、盆暮れにはお互いのお菓子を交換するようになりました。

 初めて食べた丸芳露は、噛めば噛むほどジワジワと旨味が広がりつつ、食べた後の爽快感に、すっかりクセになってしまいました。社会に出てから数度佐賀へ行ったのですが、若さゆえ土地の風景や歴史など興味ありませんので、仕事を終えるとさっさと博多へ移り酒食を楽しんでいました。今思えば、神社仏閣、歴史的な名所などを散策すればよかったと後悔しています。将来佐賀へ行く機会があれば是非巡ってみたいものです。その時は勿論『北島』さんお美味しいお菓子をたくさん鞄に入れて、佐賀の風景と共に楽しみたいと思うのです。

 

☝どれも筋金入りの文化と伝統の香りがします。流石佐賀の名門銘菓です。

 

 

 

北島さま、丸芳露のほか、銘菓の数々!

おいしかったです!

ごちそうさまでした!

⇩北島さんのホームページです。

shop.marubolo.com

 

昨日の出来事

 昨日は朝から母親の薬を病院に取りに行くなど、一日中車で走り回っていました。昨日の岩手はすこし暖かく、国道沿いの温度計は5℃になっていました。年末はずっと雪雪雪また雪…、といった感じだったのに、年が明けてから天候が良い日が続いています。今年の新年は例年より早め早めの行動をとっています。正月飾りやお守りなどは忘れずに神社へ納めて来ました。年末から年始の正月休みで気持ちがまだ日常に戻っていない人も多いと思います。今朝も盛岡へ行く途中、車どうしの交通事故をみました。この時期の事故って気分が滅入ると感じます。事故を見て『俺はもうジジイだ!安全に行こう!』、と自分に言い聞かせ交差点を指さし確認しながら曲がったところ、それを見ていた高校生に笑われてしまいました。『若さは一瞬だからね...』、その高校生に心の声をつたえつつ安全運転で帰って来ました。

 

 

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