🍵大福だんごお菓子な毎日🍵

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号外:ちょっと一服…ごまたまご

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今や東京お土産として有名ですね

 

 若い頃はお得意先様の大半が関東に集中していたため東京出張が多くありました。今や新幹線の駅や空港で見かける人気の『ごまたまご』。銀座たまやさんのお菓子です。岩手県には『鴎の玉子』という有名なお菓子があり、これは知る人は知っている親戚というか…兄弟というか...親子のようなお菓子ですが、ファンタジー的に捉えて『別物ですぅ~』と自分に言い聞かせています。

 岩手から上京する際には『鴎の玉子』を買い、帰りには『ごまたまご』を買ってくる。逆に東京でごまたまごを買って帰りに岩手土産で鴎の玉子を買って帰るたくさんの人たちをみて『う~ん見事なビジネスモデルだ…』と同業者として羨ましく感心したものです。ホワイトチョコに包まれた小麦生地の中に白あんが入っている鴎の玉子、ごまたまごは中にごま餡がぎっしり詰まっています。どちらも美味しいお菓子です。僕は牛乳と一緒に食べるのが一番好きです。

 

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☝この思い切った漆黒の胡麻感こそ成功の秘訣だと思うのです。

 

今回も仏さんからのオコボレです

 毎朝仏様を拝むのはここ5年位欠かした事はありません。ご先祖様が退屈しないよういつも仏壇の前にはたくさんのお菓子をお供えしています。数日前から『ごまたまご』があり、聞いたところ母親の知り合いが『東京で人気のお菓子』という事で送って頂きました。

 ごまたまごが東京で人気が出始めた頃は羽田空港のエスカレーターの手すりがごまたまごのステッカーで巻かれていました。更に東京駅新幹線改札の前には何店もの専門売り場があり何処の長蛇の列ができていました。銀座には本店があったと思います。僕的にはいつの間にか現れたという感覚の『ごまたまご』ですが、あっという間に一世風靡し現在もその人気が続いています。

 面白い逸話があります。

ごまたまごが世に出て一世風靡をした頃、会社に何人かの自称コンサルタントから電話が掛かって来ました。『我こそがごまたまごを世に出した仕掛人である』とおのおの話し、貴社の商品開発を指導してあげる...という高飛車な内容でした。同じような電話は過去になんどかあり、日本におけるGPS普及を手掛けたとか、フランチャイズシステムを構築した等々...。『ごまたまご』を世に出したという自称コンサルが話す内容を聞けば、それなりに業界で経験を積めば誰もが知っているようなことばかり、講演会や雑誌で書かれている事をさも自分がその会社を指導したかの如くペラペラと話すのです。『ウチには不要です』と電話を切りました。その後自称某が何処かにうまく入り込んだかどうかは知りませんがが、世の中にはセコイ奴がいるもんだ...と思ったものです。そんな記憶をごまたまごを食べながら思いだした逸話です。

 

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☝ホワイトチョコに包まれたお菓子。大人から子どもまで人気です。

 

駅や空港のお土産って大変なのです

 ごまたまごや東京ばなな、ひよこなど誰もが知るお土産があります。売れ続けているという印象しかありませんが、菓子業界に携わる人間として、駅や空港で売れるお菓子って簡単には開発できません。不特定多数のお客様が往来する巨大ターミナルにて商品を販売するには、第一に事故(食中毒や異物混入など)は万が一にも発生させてはいけません。原料から最終製品までありとあらゆるネガティブ要素を洗い出し、生産する工場の環境やスタッフの徹底管理が前提になります。巨大ターミナルとなると、一坪当たりにかかるコストもシビアです。ごまたまごや東京ばなな、ひよこなどは既に誰もが認めるお土産として地位を確立していますので値入条件はそれほど厳しくないと思いますが、新たにこの業界に参入しようと計画した場合は、あらゆる側面から商品と生産環境、資材や原料購入などを見直す必要があります。何とか店頭陳列に至ったとしても、売れなければあっという間にカットされてしまいます。ウン十万個の生産計画をたて、それを前提に原料や資材、設備投資、人員採用をした場合、それらは全て水の泡とかしてしまいます。

こんな過酷な条件の中で生き残り人気商品まで成長させた『ごまたまご』の社長様をはじめスタッフの皆さんの努力には頭が下がるのです。血の滲むような努力と共に壮大な『いつかは必ず』というロマンがあったのではないでしょうか?

 業界人生35年という経験を経て、大手は大手の役目があり中小は中小の役目があり、どちらも素晴らしく比べるようなものではないと思っています。

お菓子は実際に口にするお客さんのもの…、そのために作り手は精一杯何ができるか?という事が大切だと思います。大手も中小零細も『お客様の喜ぶ顔』を想像してお菓子を作る限り素晴らしいお菓子が生まれると考えます。

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☝上から読んでも下から読んでも『ごまたまご』秀逸のネーミングです。

 

銀座たまやさま、『ごまたまご』ごちそうさまでした!

おいしかったです!

 

ごまたまご以外にもたくさん商品があります。

tokyotamago.com

 

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前作『和菓子のアン』『アンと青春』 主人公アンちゃんの成長がワクワクします。