お菓子のご紹介はもう少しお待ちください…。
と、いうことで…、
ボールペンって萌えませんか???
入院中身体の自由が効き始めると、ヒマが襲って来るのは入院経験者のあるある…。暫く病棟内しかうろつけず、仕方なしにスケジュール帳に日記を書き始めた。些細な出来事や読んだ本、面白かったテレビの感想等など…、書き始めると面白くなり、書かずにいられなくなってしまった。定期的に計る血圧や体温、血糖値も記録し病院食もメモした。昔は面倒くさくてメモは雑に書き、あとで何を書いたかわからなくなったことも一度や二度ではない。
もう10年近く愛用している《ぺんてる・Liquid Gel Ink 0.5mm》、『このペンはいつから使っていたっけ…?』と、初めて手にした日の事を思いだした。最初は1ミリのもの、とても滑らかな書き味が気に入りで、それからずっと愛用している。隣のページへの色移りや、字の太さなども使っているうちに気になって来て、0.7ミリを経て現在の0.5ミリに至っている。最初に買ったのは出張へ行った盛岡駅の売店、筆記用具を忘れ何気なく手にした。ノートに書き始めると、手に馴染む太さがとても心地よい。さらに字が少し綺麗になった感じがする。一本使い終えて、買った売店に行ってみると、もう売っていない。amazonで買うと結構いい値段(運賃分高いのは当たり前…)だが、当時は文房具は会社経費で購入できたので贅沢に大人買いをした。その後インクを詰め替え使い続けている。
☝メモも、お届け書類もこのペンじゃないと…
進化版に出逢ってしまった!
文句ないお気に入りだが、一つだけ、いつの間にかネジが緩んでしまうのが気になるところ…。会社経費で大人買いしたインクが乏しくなり、そろそろ新しいインクを買おうかとネット検索をすると、以前より高額で案内されていた。暫く考えることにして、その時は購入せず、いつも食材を購入している地元スーパーの文房具売り場へ行ってみると、ノック式のものを見つけた。早速購入し、分解すると中のインクはこれまで使っている物と同じ、何か新たな希望が見つかったような気がする。
そうなってくると、定番の三色(黒・赤・青)が無性に揃えたくなり、同じスーパーの系列店を何店か歩いてみると赤は直ぐに見つかった。『あと一色…』、そう思いだすと居ても立ってもいられなくなり、速攻で地元でもっとも近い巨大文房具店へ行ってみた。
『青みっけ!』、花巻市にあるアルテマルカンの隣、エムズエクスポの文房具コーナーは県内屈指の品ぞろえと規模を誇っている(…と思う)。黒・赤・青の太さ違いのみならず、まるで色鉛筆のように多彩なラインナップがあることを知った。替えインクも困らないくらい充実している。なりよりネットで買うより滅茶苦茶安い。バラエティーに富んだペン売り場のみならず、心が溶けるくらい熱い文房具が広い売り場に充実していた。
ワクワクドキドキ…、こんな心理状態でここに長時間居座るのは良くない…。目的の青色0.5mm1本のみ購入しお店を後にした…はずが…。
☝これからお世話になる黒・赤・青のノック式ペンPentel ENERGEL
ノートに綺麗に収まる青色の定規はダイソーで見つけました。
☝少し離れてみると凄く綺麗ですね。ペンだけでもこの棚裏表6列くらいあり、一日いても飽きません。
新たな欲望があらわれ…そして入手
お店を一周し、外へ出ようとしたとき、ふと目に入ったペンケースに後ろ髪をひかれた…。3本綺麗に収まりそうなサイズ、ノートにパチンと収まるようマグネットを仕込んだ折り返しがついている。『う~ん…う~ん…う~~~ん…』、よし買おう!と思ったが、衝動買いは良くない思いとどまり一度手にしたペンケースを再び棚に戻して立ち去った。その夜は買いたい欲望に何度も襲われててしまった。朝、目が覚めても欲しい気持ちが先に立ち、どうしても我慢できずお昼休みを利用して買いにいってしまった...。
☝三本は少しキツイか?伸びてくれることを祈る!
いつから文房具愛が始まった…?
勉強は不得意で大っ嫌いだったけど、文房具や本のインクの香りが大好きで、書店と文房具店は子どもの頃から暇さえあれば足を運んでいる。小学校の頃、参考書を机の棚に並べ、文房具を引き出しの中に綺麗に収めるだけで充実した気持ちになった。親からは『後は勉強するだけだね...』と冷やかされたりもした。
僕の文房具好きになった小学校3年の頃、商売をしている両親が盛岡にあるカワトクデパートへ商談へ行くとき、サンプルや商品の荷物運び要因に連れていかれるのだ。お仕事の話し中はデパート内で館内放送で呼ばれるまで暇を潰す…。30分で呼ばれる時もあれば、2時間くらい呼ばれない時もある。初めは本屋さんで立ち読みをする。店員さんの視線が気になり始めるとスポーツ用品店へと移る。本当はおもちゃコーナーへ行きたいけど、どうせ頼んでも買えないので下手に行かないほうがよい…。そして、どこも見るあてが無くなり、最後に行き着ついたのが文房具コーナーだ。究極の暇つぶしのつもりで店内を何周もしているうちに、ひとつの鉛筆キャップに目が留まった。その5色の鉛筆キャップは、透明感がありカラフルで見ているだけでワクワクした。セットで150円くらいだったと思う。帰宅後キャップを鉛筆に刺し、ノートに並べ上から電気スタンドの強い光を当てると白い紙に綺麗な色が浮かんでくる…。この映し出された色がとても幻想的で美しく、時には転がすなど眠くなるまで見続けた。
両親は、本や文房具には比較的お金を出してくれた。
いつもの荷物運び要因でカワトクへ行った時、どうしても欲しいボールペンを見つけてしまった。光沢のある黒色に塗装されたアルミボディーの本体に、縦に細かなシルバーの削り出しのラインが交互に並んでいて、その格好良さに一目惚れしてしまった。確か中学2年生の時だった。1本1,000円とうボールペンは、金属ボディーとしては安いけど、ブラスチックボディーに比べると10倍くらいの価格がする。
『たぶん買ってくれないだろう…』と半分諦めていたが、商談を終えた両親にどうしても欲しいと帰りの車内で懇願したところ、一度走らせた車を何も言わず百貨店の裏側へ横付けし、『買って来い…』と千円札を手渡してくれた。その夜は、一晩中そのボールペンを電気スタンドにかざしてみていた。
長い間愛用し続けたこのボールペン。中学、高校、大学、社会人と愛用し、バネがダメになると、他のボールペンを分解しパーツを取り出して復活させて使い続けてきたが、ある夏の暑い日、内ポケットに刺したまま、手にスーツを持って歩いている時に落としてしまったのだ。出張中の出来事で、既に新幹線の車内だったので、戻りたくても戻れない。その後暫くは出張へ行く度に、落としたと思われる道の隅を注意深く見て歩いたが、いつの間にかペンの存在すらすっかり忘れてしまった。
たった今、この雑記を書きながらふと気づいた。あの無くしたペンと、今愛用しているペンの雰囲気がよてもよく似ているような気がする。10年以上前、急場しのぎで何気なく駅の売店で購入し、愛用し続けているこのペンには、長い間愛用し、無くしてしまったあのペンへの愛着が無意識のうちに導いたものだったと感じる。
どうかわからないが、きっとそうに違いない。
ブログや新聞コラムを書くためにお伺いするお菓子店でのメモ…、職場でのノート、契約書などへの記入…。これからも《ぺんてる・Liquid Gel Ink 0.5mm》を使い続けて行くと思うが、10代の頃に買ってもらい愛用し続けたあのペンが無性に懐かしくて欲しくなった。メーカー名すら忘れてしまったけど、まだ売っているのなら絶対に手にしたい。
お菓子やさん巡りと同時に熱い文房具巡りが始まる。
退院後の経過
身体に異変を感じた入院前から。今日にいたるまでお酒を断って45日目になった。退院後は野菜魚中心の食生活をつづけたせいか、体調がよく睡眠の質も良くなった。
一昨日内科にて血液検査を行い、結果良好で一安心。肝機能のΓ‐GTPの数値が108(正常は男性が80以下)ということであと一歩というところ。108とは煩悩の数…?。
尿の検査も良い感じでお医者さんからお褒めの言葉を頂いた。冗談で『今日は酒盛りだ~!』と言ったところ、『多少は良いですよ…』との有難い一言。しかし、性格上僕の酒の一滴は、日本酒なら一升、焼酎&ウイスキーなら四合瓶、ワインならミディアムボディー2本…、その前には必ず缶ビール数本がついてくるので、とりあえず大みそかまで飲まないということにする。次の検査は12月の中頃、何とかΓ‐GTPの数字を基準内に収め、楽しい年末年始を迎えたいものだ…。
☝野菜とお魚中心の食生活、昔なら絶対お酒が欲しいところだけど今はもう少しだけ命が欲しいのです…。
こんな感じの日常を過ごしています。
お菓子のブログはもうすぐ再開しますので、
これからもよろしくお願いします。
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