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コンビニ:きんつば

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日進月歩の進化…

 11月半ばを過ぎ、そろそろ岩手の平地にも雪が降る頃です。見事に色づいた紅葉も今は色を失い落ち葉となり風に舞っています。『寒いねぇ~』がこの季節の挨拶になります。コンビニできんつばを買いました。寒いので遠くへ出かけるのが面倒なのです。和菓子業界の一員として、棚に並ぶ和菓子類はある意味『敵視』に近い感情が少なからずあります。毎日一度はコンビニへ立ち寄るのが日課になっていますが、和菓子は研究目的という、いわば色眼鏡をかけた状態で食べてしまいます。

 今日買ったきんつばは、特に研究目的ではなく、店頭で目にとまり、20代中頃某取引先さんから『今流行っているきんつばを作れないか...』と依頼されたことをふと思い出したためです。工場の仕組みが全く違ったため作ることは無かったのですが、何となく気になり、出張先の大阪で銘店と言われる幾つかを買って食べました。色んなメーカーさんが流行に乗って販売を始めた頃…、玉石混交といった感想でした。ブームはしばらく続き、多くのメーカーが淘汰され、残るべくして残ったのは、やはり先駆けと言われるお店の逸品。県外への出張が多かった頃、見つけると必ず買って食べていました。

 そして今日、食べたコンビニのきんつば…。クオリティーの高さに感心してしまいました。『これは袋から開けて和菓子店がお店に並べても大丈夫…』。と思うほどでした。コンビニ和菓子について個人的な感想を言わせて頂くと、もち米やうるち米を主原料とした団子・大福系以外は、十分満足できるレベルにあると感じます。品質は勿論、このきんつばの値段が150円という価格。『まちの和菓子店応援隊長』的な活動している僕ですが、コンビニ和菓子は脅威の域へと入って来ました。ますます和菓子店は、製品スペックと同時に、製品の背景にあるストーリーを大切にしなければならないと感じます。

ただひとつ、流行り廃りで商品の生命を奪いかねないコンビニという市場です。『売れない…』というだけで、連綿と続いてきた和菓子の文化を廃らせないよう、バイヤーさんと、それを製造するメーカーの担当者さんには確り文化的背景を様々な角度から学んで頂きたいと思うのです。

☝日進月歩で進化するコンビニ業界の和菓子...。複雑な気持ちもあるのです。

 

肴町商店街の書店と文房具店

 昨日は母親を盛岡市肴町にある病院へ連れて行く日でした。いつも2時間くらい肴町商店街で時間を潰していますが、盛岡のバスセンターが新しくなったので行ってみました。建て替え前の雑多とした雰囲気のイメージとはことなり、今流になったという印象です。街づくりのエキスパートがコンセプトから立ち上げまでを自ら陣頭指揮を行ったと聞いていたので、このバスセンターが今後地域の中心的な役割を果たしていくと期待しています。肴町商店街は、商店主と若手後継者がタックを組んで運営を進めているとのことで、いつも新鮮な活気があります。この中にある東山堂という書店とヒラキンさんという文房具店は、幼少の頃から暇さえあれば立ち寄るお店。東山堂書店は、昔からの建物で、あらゆるところに小学校時代からの想い出が詰まり思いださせてくれます。ヒラキンさんは昔と建物は異なりますが、地域における文房具のメッカ的な存在であり、文房具好きな僕としてはとてもワクワクさせてくれる場所です。

 母親の診察を待っている間、バスセンターの見学は10分くらいで終え、東山堂書店へ向かいました。昔読んだことがある本ですが、随分前に行方不明になってしまった上下巻の歴史小説を買い、ヒラキンへ行ってお気に入りのボールペンと替えのインクを買いました。肴町商店街はアーケードになっていて雨が凌げる場所です。長さ500メートルくらいあるかもしれません。昔ながらの洋服店、雑貨店、八百屋さん、肉屋さんなど生活に必要な衣食は一通りそろいます。今流行りの煌びやかさはありませんが、ホッと落ち着く雰囲気がある素敵な商店街なのです。

www.sakanacho.com

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