金の産地南部盛岡の名物
岩手県の和菓子店ではこのお菓子を「くるみもち」「胡桃ゆべし」という名前で定番販売されています。松田屋さんの「金山からめ餅」くるみもちらしい弾力もありますが、ふわッとして歯切れが良いです。くるみの風味とほんのりお醤油の香り、甘さは程々で他の素材の美味しさがしっかりと体に染みこみます。
1888年創業の松田屋さん。金山からめ餅に限らず、どの商品も丁寧に作られています。勿論、岩手県内の和菓子屋さん、何処も丁寧に作られていますが、特に胡桃ゆべしに関しては岩手県民口が肥えていますのでお店を判断する基準の一つがこの「胡桃ゆべし」でもあります。
☝歯切れの良さ、弾力ハイクオリティーの「金山からめ餅」です。
金山からめ餅の名前について
徳川時代中期ごろまで、南部盛岡藩は国内でも有数の金の産地でした。最盛期には4000人を超える鉱山労働者がいたとか...。金の鉱脈が見つかるたびに、それを祝って踊ったりうたったりして喜びを分かち合いました。金を精選する作業の事を「からめる」といったようです。よく見るとくるみもちは「砂金をまとった固まり」にも見えますね。金山からめ餅…素敵なネーミングですね。
岩手にはかつての金の産出にちなんだ「黄金伝説」があります。平泉中尊寺金色堂もその一つですね。今でも旧鉱山から流れる川で砂金を見ることが出来ます。
☝金がでた~というのは想像に出来ないくらい凄い喜びだったのでしょう!
猫さんがトレードマーク
松田屋さんでお菓子を購入すると包み紙の封がネコのシールです。よく見るとネコが狙っているお菓子は「いわての山なみ」じゃありませんか...。鈴をつけたネコさんがお菓子を狙っている様子がとてもほっこりしますね。
☝松田屋さんのマスコットネコさんでしょうか?今度聞いてみます。
松田屋さま、金山からめ餅美味しかったです。
ごちそうさまでした!
いろんな和菓子のブログが楽しめます
👀のぞいてってください👀
⇩⇩ポチっとね⇩⇩
⇩『黒豆塩大福』岩手県産ヒメノモチを自社製粉!同じく岩手産黒ひら豆を使った塩豆大福です。冷凍でお届けし、室温2時間にて食べごろになります。
⇩『土用もち』ヒメノモチを自社製粉、ふわふわの生地に甘さ控えめのこし餡で包みました。自然解凍2時間で食べごろになります。
⇩待望の第3巻!『アンと愛情』何となくアルバイトとして入った和菓子店、四季を通じてお菓子のこと、同僚を通じて成長していくアンちゃん。全3巻は和菓子のバイブルと言える秀作です。さて、アンちゃんの恋の行方は如何に…?
前作『和菓子のアン』『アンと青春』 主人公アンちゃんの成長がワクワクします。