水無月づくり:練習と本番
練習しておいてヨカッタ…という話
何回目かの菓子教室…。何年も作っていないお菓子を昔の記憶だけを頼りに作るのは危険です。『余裕だね…』と考え準備もせずにいきなり本番は高確率で失敗します。5月の菓子教室の時、『6月のお菓子は何にしましょう』というご質問に、如何にもお任せあれ~(^^♪的な顔をして『水無月』と答えてしまった。帰りの車の中でレシピを思いだしてみたが配合を忘れている。たまたま今月初め机を整理していた時に、何十年も前に職人さんから教わったお菓子の手帳が出てきた。これを基に材料を揃え、用具を整え自宅で練習。1回目はまずまずの出来でしたが、納得がいかない。缶詰の茹で小豆では見栄えが悪い。
2回目…3回目…と少しずつコツを思いだして何とかなった。昔沁みついた事は少しのきっかけで思いだすことができる。
本当は大納言小豆だけを上に載せるのですが、お菓子教室という事で、上のお豆をカラフルにしてみました。
☝最終的に本番で作った水無月、あとは三角に切るだけ…。
材料って大切です
練習だから...という事で、葛粉を葛粉ではないものを使った。どうも滑らかさが違う...。2回目の試作には『本葛粉』を使用した。僅かな材料で全然食感が変わります。
☝1回目の試作材料…。材料の質って大切です。腕よりも先ずは材料とはその通りです。
やはり小豆缶詰より甘納豆でした
勝手な想像で、甘納豆は砂糖を塗しているので茹で小豆の缶詰のほうが良いと思ってしまいました。結果は下の写真の通り、なんか美しくないです。
結局、甘納豆に塗している砂糖をザルでふるって使う事にしました。結果は上の写真の通りでした。
☝頭の中だけで配合を組み立てるとこのような失敗をします。美味そうではありません。
次は何を作ろうかな…?
7月の終わり頃、まだまだ暑いですね...水ようかん?葛餅?冷やし何とか…?
これからゆっくり考えます。
最近の出来事
先週の水曜日深夜の出来事…。ベットから落ちて、机のカドに後頭部をヒットしてしまいました。止まらず流れ続ける血…、必死にタオルで傷口を抑えて翌日病院へ行きました。午前中は予定があったので時々染み出る血をばれないように拭きながら我慢。
病院へ行くと変な形で切れているらしく数針縫いました。
縫合3日目から洗髪して良いとの事。だいぶ痛みはひきましたが、たまに知らず知らず手で触れると痛いです。
今週の水曜日抜糸のよていです。
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