砂田屋さま:酒ケーキ・鷲の尾バージョン
ほんのりお酒の香り
※見た目洋菓子ですが、日本酒を使っているという事で…。
僕にとって第二の地元、石鳥谷を代表する砂田屋さん。洋菓子の人気店ですがルーツをたどると和菓子店に辿り着く。お店を代表する人気商品は『酒ケーキ』。昔から大好きなお菓子の一つです。ふわふわの生地に地元産の日本酒をしみ込ませた味は絶品。個人的には洋酒より日本酒のほうが味が丸みを帯びた味のように感じます。
袋を開けると、ふわ~っと脳をとろけさせるような絶妙な日本酒の香りが漂ってきます。その香りは日本酒好きの僕が知っている上質なお酒の香りなのです。
県内の酒造メーカー数社とコラボしたお菓子。僕が一番好きな『鷲の尾』をつかったケーキがあったので迷わず購入しました。
食感と香りは癖になる美味しさでした。更に後味も良く、口の中に甘ったるさは残りませんでした。
今回は『鷲の尾』を使ったケーキ、その他幾つかの種類は近いうちに楽しみたいと思っています。
☝きめ細かでふわふわの生地、ここに日本酒の美味しさが染みています。
酒ケーキとの出会い
もう何十年も前の事です。石鳥谷町が花巻市と合併する前に某タレントさんのコンサートがありました。誰が来ていたかは残念ながら記憶にありません。チケットは直前に商工会から頂き、観客席埋め要員で行ったような気がします。内容は全く覚えていないですが、石鳥谷町からプレゼントという事で『酒ケーキ』をタレントさんへ渡していました。『酒ケーキ…?』聞きなれない名前だけに印象が残り、翌日買いに行きました。升(ます)の形をした箱に入ってお酒のお菓子っていう印象です。ひと口食べてその美味しさの虜になってしまいました。
名前の記憶がないタレントさんのおかげで知ることになった酒ケーキ。あれから30年以上経過していますが、いまだに人気が衰えないのは酒が入っていなくても抜群に美味しい土台の味だからだと思うのです。
☝鷲の尾と書いているだけで僕にとって№1の選択肢です。
砂田屋さん、酒ケーキ鷲の尾バージョン美味しかったです。
ごちそうさまでした!
鷲の尾のこと
亡くなった父親が一番愛していた日本酒です。
いつも食卓の横に一升瓶があり、それを毎日飲んでいました。ケースで買っていたので多少飲んでもバレる事はなく、子どもながらに『どんな味がするのだろう?』と時々隠れてひと口飲んでいました。お陰様で今ではすっかりある意味アル中になりました。
鷲の尾の何を飲んでいたかはわかりませんが、その味は見事に記憶に刷り込まれ、大人になってから色んな日本酒を飲み、それなりに味がわかるようになりました。
大阪での学生時代は安酒が中心で、深酒すると頭が割れそうで気持ちが悪く、今日で人生が終わるのではないか...吐く息も最悪で地獄のような二日酔いと闘っていました。醸造用アルコールほか、色んな添加物や香料が入っていたのでしょう。
社会人になって少しずつ美味しいお酒に触れることが増え、中でも『良い食品を作る会』という団体において飲ませて頂いた全国の純米酒は、味の素晴らしさと翌日にダメージが残らない本物を知ることができました。
お酒は造られた地域で飲むのが一番美味しいです。お酒はその土地の食品や気候風土に合うようにできています。良い食品を作る会にて触れた最高のお酒の数々ですが、岩手県にいて岩手の食べ物と会うのはやはり岩手の酒が一番です。
僕が一番嵌っている鷲の尾さんの銘柄は純米酒『北窓三友』(ほくそうさんゆう)です。もう何十年も、自宅や行きつけの居酒屋でこればかり飲んでいます。
ネットで買う事も出来ますが、上に書いたとおり、岩手のお酒は岩手の気候と食材で飲むのが一番です。
北窓三友は値段も手ごろで、四合瓶で1,000円くらいで購入できます。
砂田屋さまご住所
本 社:盛岡市三本柳7-16-6
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