コンビニスイーツのこと
①有難いコンビニスイーツ
近所にあるコンビニ店は、田舎にいる僕にとって貴重なインフラです。最近食が細くなり物忘れをするようになった母親へ、毎朝10時のおやつを購入しています。
常温からチルド、冷凍まで色んな温度帯の洋菓子と和菓子がありとても有難いのです。喉に詰めて咽る事を考えると、粘りがあるものと、上に粉が掛かっているものは避けるようにしています。
最近登場した『みにどら』は中にバニラといちごのクリームが入っていて、くちどけよく安心して食べてもらう事ができます。
☝食べやすい大きさで糖分チャージに最適です
②添加物が無いと世の中回らない現実
みにどらの裏面表示をみると、多くの添加物が記載されていました。チルド温度帯対策のものもありますが、多くはクリームを構成する材料のものでした。
少し前までの僕なら、商売上の姿勢から添加物完全ＮＧの立場をとっていましたが、今は若干考え方が変わっています。大手コンビニチェーンの流通事情や、万が一トラブルが発生した場合の状況を考えれば、添加物に頼らなければならないのです。もし、食中毒が発生した事を想定した場合、僕がコンビニスイーツ開発の責任者なら安全確保のため添加物を使用します。添加物を使用するといっても、国が許可している添加物を許容範囲に収まるよう十分な安全マージンを掛けて使用し開発されていると考えます。
各企業開発担当者はこの知識を誰よりも持っています。一番危険なのは、ビックリするくらい化学調味料の味がする飯屋さんのように、知識を持たずガパガパ無意識に使う事だとおもいます。
☝見た目も綺麗なきつね色で食欲をそそります。
③安全と安心の違い
安全は数値で表すことができますが、安心は数字だけでは表すことは出来ないとおもいます。
安全は衛生的で食中毒や異物混入を防止すること、一方安心は、国産であるとか、素材が無農薬で作られているという生産管理の事だと考えます。他にも安全・安心を構成する要因は沢山ありますが、安心は企業が持つ歴史な姿勢やモノづくりに対する理念だと思うのです。
④完全に添加物から逃げる事はできない
自宅で全ての料理をつくり、出汁もかつお節や昆布から煮だして作る。マヨネーズも体に良いサラダオイル、安心な酢と卵を購入して作るなら完全無添加の食生活は可能ですが、それをすることは現実的に難しいです。何よりも食費が膨大に膨らむとおもいます。たとえ自宅で完璧を期しても、一歩外にでると無添加のお弁当や食べ物を選んで食べる事は難しいです。無添加お弁当といっても、メイン食材は無添加だけど、加工に必要な副素材や調味料を完全に全ての工程をさかのぼって厳選する事は出来ません。
少し前に随分嫌われたマーガリンはトランス脂肪酸が問題でしたが、最近では低トランス脂肪酸の製品が中心になっています。常に情報をアップデートしないと楽しくない食生活になってしまいますね。
⑤身を守る方法をかんがえる
私個人的な考えですが、決して市販品の添加物が含まれている食べ物は、特段危険だと思っていません。ただし、それだけで毎日過ごすのはいづれ何らかの支障が出てくるのではないかと考えています。体に入ったある程度の危険素材を体外へ放出する対応が必要だと思います。納豆や味噌、ヨーグルトなどの発酵食品に加え、生野菜に含まれている毒素を体外へ放出する成分を知り、積極的に摂取るようにしたほうが良いと考えます。
今はインターネットで数多くの有意義な情報を簡単に得ることができます。人によってそれぞれ何をどの様にすれば良いか異なりますので多くを書きませんが、自分自身の問題点を洗い出し、意識して食べるものを決めていくのが一番良いと考えます。
⑥書きながら反省...
偉そうなことを書きながら、思わず自己嫌悪に陥ってしまいました...。
どう表現して良いかわからなくなった途端、隣のコンビニまでタバコを吸いに行ってしまいました。昨日の夜も持病から来る不眠に対して睡眠導入剤と少々多めのお酒を口にしてしまいました。処方箋にはお酒と一緒に服用してはいけませんという注意書きが書かれています。
基本的な体力は両親のお陰で頑丈に出来ているようです。３度のコロナワクチン接種の後も何の副作用はありませんでした。持病の首の難病とて内臓から来るものではありません。あと３年すれば６０歳になります。いつまでも親からもらった頑丈パワーが続くわけではありませんので、まずは酒の量を控えタバコは禁煙し、その上で体に良いバランスが取れた食生活だと思うのですが...、意志の弱い僕は思い描いたような日常を贈ることは何よりも困難な事だと思うのです。
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