蒸してから捏ねるとノビがでる
お米の粉(上新粉)にお湯を入れて練り上げ、沸騰したお湯で茹でるおだんごは、お手軽で簡単です。短時間のおだんご教室は、諸事情によりこの作り方が生徒さんにとって作りやすいと思います。
個人的なトレーニングとして、暫く作っていなかった蒸してから捏ねる本格的な製法は、熱いし手にくっつくし、2時間のコマで生徒さんに楽しんで頂くのは難しいですが、自分の技量を落とさないように定期的に作ることにしました。
久しぶりに作って、90点の出来であり鈍っていた事を実感しました。
今日は、このレシピを画像を交えながら公開させて頂きます。
蒸してよく練った団子は滑らかで旨いっす!
☝見た目は濃そうですが、味はあっさり系です。酔っ払いクッキングなので形はガタガタです(笑)
レシピとつくりかた
【材 料】
おだんご3玉3本分
・だんご粉100g※みたけ食品様の製品を使わせて頂きました。
・お湯(80℃~90℃) ・片栗粉少量(打ち粉)
タレ
・水100cc ・上白糖30cc ・黒糖20g ・醬油20cc ・かたくり粉10g
【作り方】
①ボウルに粉を入れ、お湯を4~5回に分けて、菜ばしでかき混ぜながら入れる。
☝焦らずこまめに加えてゆくと良いです。
②手でさわれるようになったら、手でよくかき混ぜ、まな板の上で更に練る。
☝大体全ての材料とお湯が回った状態までよく練ります。
③二つに分けて、指の形がつくくらいに千切って、沸騰した蒸し器にクッキングシートを敷いて10分蒸す。
☝均等に蒸し上がるようになるべく薄めにしたほうが良い。
➃かたくり粉を入れたボウルに入れ、擂り粉木(すりこぎ)で潰すように手早く混ぜる。
⑤手でさわれる熱さになったら、よく練り込み、6等分にしてから餅を内側へ包むこむ様にして球状にする。
☝表面が滑らかになるようにする。串に水をつけると刺さりやすい。
⑥蒸している間に、鍋に100CCの水、上白糖30g、砕いた黒糖20g、かたくり粉を入れてよく撹拌したあと、中火~強火で、焦がさないように良く練る。艶がでて、表面に顔が映るようになれば完成。保温温度でキープしておく。
出来上がったおだんごにタレを絡めて完成です。
【感 想】
練った分だけ、仕上がった団子のノビがありました。あんこだんごとかは、この作り方のほうが美味しいかもしれません。お菓子教室で、まずは茹でを作ってから、蒸しのおだんごを食べて頂き、更なる興味を感じて頂ければいいと思います。
では、また!
このだんご粉を使わせて頂きました。
みたけ食品工業さんの、だんご粉220gを使いました。モチ米もうるち米も国産品です。使いやすくて、いつも使っている芽吹き屋さん同様に素晴らしい団子粉です。岩手県以外では、みたけさんのほうが小売店で入手しやすいと思います。
ご興味がある方は、是非一度お試しください!
みたけ食品さま、すばらしいだんご粉でした。また使わせて頂きます!
ありがとうございました!
色んな製粉会社さんシリーズ今後行っていきます。
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