盛岡銘菓子シリーズ②『明けがらす』翁本舗さま
落雁の進化バージョンと言えばいいのかなぁ?
餅だんごから少し離れていますが明日までお付き合いください。
『明けがらす』というお菓子は県内の和菓子屋さんで良く作られています。もち米をベースにした菓子種(もち米を加工したもの)に胡桃やごまのほか、水あめや塩などが原料になっています。サクッとした食感のあと、ごまと胡桃の風味が口の中に広がります。温かいお抹茶や緑茶とともに食べていただきたい岩手の銘菓です。
由来を調べてみました…
画像は翁本舗さまの製品です。ホームページには『由来となった子爵へ献上したのは当社のものではありません…』と記載していました。早速ネット上で『元祖…』と検索したところ、民話のふるさとである遠野市の『まつだ松林堂』さんが元祖であるらしいです。
二代目桂次郎の時代、南部駒の市場として盛岡と並び称された遠野に時の馬政局次長藤波子爵が馬産視察に訪れる機会がありました。その際、初代から「くるみ糖」という名で作っていたお菓子を桂次郎が新たに「明がらす」と名付け子爵に献上したのが「明がらす」の起源です。
まつだ松林堂さまHP http://www.akegarasu.com/
『明けがらす』のからすが八咫烏だったとは初めて知りました...。サッカー日本代表には是非食べてもらいたいですね...。
お菓子屋さんそれどれの味を比べるのも楽しいです
各社特徴がある仕上がりです。菓子種に材料を混ぜ合わせ方に入れて蒸しあげるのですが、作り方によってパサパサしていたり、ボテっとしている物もあります。今日食べた翁本舗さんの明けがらすはサクッとしていていますが、パサパサでもぼてぼてでもないちょうどいい噛み心地口当たりです。
元祖『まつだ松林堂』さんの製品は近日中に食べてみたいと思います。
お菓子司翁本舗さま(写真の商品のお店)
盛岡市中央通一丁目5-16
ホームページ http://okinahonpo.sweet.coocan.jp/
予告:明日は『からめもち』 さて...なんでしょう?
まつだ松林堂さま(発祥のお店)
釜石線遠野駅がちかいです。民話のふるさと散策にちょうどいいです。
岩手菓子倶楽部フェザン店
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