松田屋さんの『まだ名前が無いお菓子…①』 - 🍵大福だんごお菓子な毎日🍵

『だんごのような、もちのような…』

　つるんとしてもっちりとしている生地、なのにふわふわ…。小ぶりで綺麗な桃色の生地の中には滑らかで甘さもちょうどいい粒あんが入っています。半分に切らずひと口で食べたかった衝動を抑えハサミでチョキン！みずみずしさが伝わってくる名前のないお菓子...。ゆっくり餅と餡の美味しさが口の中一杯に広がったあと、すぅ～と体の中に美味しさが消えてゆきます。スッキリあと味も素敵！砂糖の使い方が素晴らしいと思うのです。でもこのお菓子名前はまだ無いのです。

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ネーミングに迷っている…と女将さん

　松田屋さんのお菓子『名前を付けるのが難しいのです…』と女将さん。POPには『だんごのような、もちのような…』とだけ書いています。創業130年の老舗さんがネーミングを迷うお菓子。松田屋さんのお菓子には素敵な名前があります。以前は『鄙の餅』というお菓子を食べました。鄙とは田舎の意味らしく、一歩ひいた奥ゆかしさを感じさせて頂きました。さて、この『だんごのような、もちのような…』お菓子はどんな名前がつくのか今から楽しみです。

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ステキな空間でお菓子を楽しめる

　盛岡市南大通りにある松田屋さん。お店の中に一歩足を入れると時空旅行したような気持ちになります。天窓から差し込む柔らかな光がお店の中をふわぁ～と浮かび上がらせ、懐かしい気持ちになります。壁にかかっているご主人絵は御子息様が書かれたとか…。和菓子以外にも和ものグッツが陳列されています。ゆっくり時間を過ごしたい松田屋さまです。

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