最近お休みが続いています。
たなか様のお菓子は時々食べたくなる懐かしさがあります。
盛岡へ行く用事がある時訪ねてみるのですが『本日休業』の紙がはっています。お話し好きのおばあさんがいつもお店に出ていたのですが…。50年以上続くこのお店です。
このブログを書いていて一番淋しいのはお店が無くなって行く事です。何とかまた通常通りお店が開いている事を願い盛岡へ行くたびに店の前を通っています。
☟今年の5月25日ご紹介したブログ☟
ひと口で食べると口の中が宇宙になります!
たなかさまの一口まんじゅう...その姿を見れば岩手人は『中に黒みつが入っている...』と想像できる。大切に半分だけ食べようとすると中から『蜜』がぴゅっ!と飛びだし服を汚しかねないのです。中の蜜が見たくて恐る恐る半分にしてみた。蜜はサラサラ系であることを確認しトレーに口をつけてモチにかじり付き蜜をすすりました。甘さ控えめの黒みつ。もち生地の食感も柔らかさの中にコシがあるしっかしした美味しさがあります。
くるみと醤油と黒みつの組み合わせ
蜜ゆべし・きりさんしょ...同じ系統の商品でもいろいろな名前が付けられます。
基本的に上新粉(もち粉を少し入れるお店もあります)+胡桃+黒みつを主原料として作られます。表面の照りは黒みつをモチに包んだ後再度蒸しあげるからです。
テッカテカの生地の上に胡桃がチョコンとのっている。中に黒みつが入っていると思うだけでテンションがあがります!
黒みつって時間をかけて弱火で煮こまないとクリアな色にならないんです。
菓子処たなかさま
盛岡市山岸にお店があります。線路踏切の近くにあって目の前にバスが止まるというわかりやすい場所です。こどもが幼稚園の頃お店の前は何度も通っていたのですが、踏切手前で中止しながら走っていたので気づきませんでした。
お店のお母さんから45年お店やっていると聞きました。50年近く続くお店、もはや地域に無くてはならない生活のインフラです。
近くには高松の池があり桜の時期は名所として有名です。高松の池は白鳥の飛来地といても有名です。池のほとりを歩きながらお団子や一口まんじゅうを食べるのもたのしいです。
たなかさま。
一口まんじゅう
ごちそうさまでした!
手造りの味 菓子処たなかさまご住所
盛岡市山岸4丁目1-11