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ちょっと一服:来月のテーマは『きりせんしょ』

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挫折しなければ...来月つくる予定?

 ブログや地元新聞へのコラム等々...2年前から始めている新しい事は僕にとって有難いものばかりです。加えて月一回の菓子教室は自分自身への学びでもあります。

1月にみたらし団子を始めてから、おはぎ・桜もち・水無月・柏餅・葛切り・わらび餅、そして今月のモチ料理。

『さて…11月何を作りましょうか?』と意見を聞いたところ、『きりせんしょ』というリクエストが…。『はい、わかりました!』と平気な表情で答えましたが、実は『きりせんしょ』は苦手...トラウマがあります。

 若かりし頃この『きりせんしょ』所属していた会社では『蜜ゆべし』と言って、僕にとっては生地を練るのがとても苦手で前日から憂鬱になるお菓子でした。

 微妙な固さ加減が解らず、蜜を生地の中に入れ再度蒸気で蒸し上げた後、どうしても中から蜜が漏れ出てくるのです。そのたびに『不良品ばかりつくって!』と叱られました。その後、現場から上がるよう指示が出た時に最初に思ったのが『これで蜜ゆべしの生地を練らなくて済む...』と心の中で喜びました。

 さて...、次回の菓子教室である。手作りなので何とかできそうなのですが、今考えているのは『中に蜜を入れるか、入れないか...』です。蜜を入れなければ何も怖くはありません。しかし、蜜が入ってこそ『きりせんしょ』の本骨頂!と思っているので、今週末から練習しようと思っています。

 何れにしても、10ヶ月の菓子教室を通じて、作った事があるもの、初めて作るもの等々...、このようなチャンスが無ければ改めて学ぶ事はありません。今一度22歳の頃の初心に帰り、理屈ではない自ら手探りで美味しさを探りながら作ってみようと思います。

理想とする形は、下の小判型蜜入りを目指しています。

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作り方のイメージ

材料は餅粉と上新粉。醤油と砂糖でベースを作り生地に練り込みます。形を整えて中に黒みつか黒砂糖を入れ整形したのち蒸し上げます。最後に霧吹きで艶を出すのですが、生地の固さが微妙だと中から蜜が漏れ出てきます。

 

☝小判型で上手に出来ればベストです。モチっとした生地の中にとろとろの黒みつ。

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☝色んな形のきりせんしょがあります。胡麻が練り込まれて蜜は入っていません。

 

さて...完璧に出来たか妥協して作ったのかは来月の後半にブログで紹介したいと思います。シレっと触れていた時は『あ…妥協したな...』と思って頂ければありがたいですね。

 

ほぼ30年振りの『きりせんしょ』づくり!

がんばります!

 

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