みんなで作れば美味しさ100倍!
月に一度の楽しいお菓子教室。モチ料理をつくりました。
モチ料理は古くから岩手に伝わる『おもてなし』のごちそうです。
ずんだ・ごま・くるみ・みたらしのタレを、求肥餅と白玉餅とあわせます。以前にも作ったレシピですが、新しい生徒さんが増えてきたこともあり、再びつくりました。前回は僕自身が手を動かし過ぎたこと反省し、今回はほぼ生徒さんが全て作るようにしました。生徒さんたちは、積極的に考え、手を動かしモチ料理を仕上げました。そのせいか、前回にもまして『おいしい!』という声が多かったです。
お菓子教室が美味く行った日の帰り道はとても気分が良いです!。とても暑い日だったので、いつもよりちょっとリッチな缶チューハイ500mlを買って、帰宅後一人祝杯を行いました。
☝モチ料理は、岩手伝統の『おもてなし』のごちそうです。
焦りはトラブルを招く…
前夜、胡桃のタレの固さが気になったのでフードプロセッサーでくるみを砕きながらタレの調整をしていていました。もう何十年も使っている愛機が、突然『がっ!』という音がして止ってしまいました。その後はウンともスンとも言いません。確かもう一台あったような…と思ってキッチンを探しましたが見つかりません。前回の料理教室では、スタッフさんが自宅から持ち込んで頂きましたが、前日の深夜なのでこれからお願いするわけには行けません。朝一番でヤマダ電機で買うことにしました。
前日までに購入した材料と、家から持ち出す材料を持っていくものと分けて準備していましたが、機械がぶっ飛ぶというトラブルもあって、家から持ち出す材料を全て積み忘れて出発してしまいました。幸い、会場の近くに徒歩で行けるスーパーがあったので事なきをえました。これが特殊原料だったらぞっとしますね。
☝枝豆の香り、胡桃と胡麻のコク、みたらしの甘じょっぱさ!最高です。
☝チェックしてたのに…
気持ちがいいです!
とても充実した内容のお菓子教室でした。材料を幾つか忘れるという失敗もありましたが、生徒さんやスタッフさんのお陰で流れるようにすすみました。岩手を代表するお餅文化『もち料理』ですが、どちらかと言えば県南の旧伊達藩地域に根付いています。県北の南部藩は粟や稗などの雑穀文化と言われています。昔は県北の更に北の地域では、やませなどの影響があり、なかなかお米が育ちにくかったとか。
僕が生まれ育った地域での冠婚葬祭では、近所の人たちが、各家庭に伝わるもち料理を持ってきます。秘伝の隠し味など、それぞれ特徴があって新しい発見があります。
お菓子教室は僕にとって大切なライフワークの一つです。同じお菓子作りでも、それなりに大きな商売となった場合、作り手の思いは外に追いやられて値決めされる事に心が疲弊した事が多々あります。商売だから仕方ないことですが…。良い気分でハンドルを自宅へときりました。とても暑い金曜日の夕方、帰ったら一杯飲もう!と、いつもより少し贅沢なお酒を買って帰りました。
さて、来月は何を作ろうかなぁ~。
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