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鶴乃屋さま:いちごもち

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素敵なお餅に包まれて…

 民話の里として、その名を全国に知られる遠野市鶴乃屋商店さまの『いちごもち』是非食べて頂きたい逸品なのです。いちご大福ではないのは、餡を使っていないからなのでしょうか?。甘さほんのり、ふわんとしたお餅優しく包まれている甘酸っぱいいちご餡という美味しさを引き立て役がいなくても、いちごと生地の相性は抜群でした。果実と生地の固さがちょうど良くって、片方が口の中に残ることなく、両方同時に喉の奥へと溶けるように流れていきます。後にはいちごの香りがすぅ~っと鼻から抜けてゆき、とても爽やかな気分です。

素敵なお餅に包まれて、いちごも幸せだと思うのです。

 

☝透き通るような生地の白がとても魅力的ですね。

 

シャインマスカットの記憶

 2020年10月18日のブログにて、鶴乃屋商店様のシャインマスカット大福を書かせて頂いていましたが、あの時と同じ記憶が蘇ってきました。『餡を使っていない驚き』は今でも覚えています。あの生地にならどんなフルーツでも、餡は要らないと思うのです。

あの時はどんな事を書いたっけ…?、と振り返ってみました。大正時代から続くお店の暖簾。昭和10年生まれの職人お父様もお母様もお元気とのこと。新しくフルーツを包むアイディアはお嫁さんが考えたとか...。新しいものと伝統がまじりあい、素晴らしい和菓子が生まれるのだなぁ~と、感心しながら遠野の雰囲気のある景色を楽しみつつ帰路へつきました。

mainichi-mochidango.hatenadiary.com

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☝2020年10月の衝撃的な出会いでした

そうだ遠野へ行こう!と思った夜

 最近お気に入りの池波正太郎著、『剣客商売』は全16巻。現在12巻を読んでいる途中です。主人公秋山小兵衛が作中の中で食べる酒の肴やお菓子に惹かれてしまいます。食通でもある池波正太郎ナラデワの描写が素晴らしく、活字が脳の中で美味しい食べ物像がクッキリ浮き上がってくるのです。休日前の深夜、古い町並みを感じさせる場所でお菓子が食べたくなりました。翌朝、良く晴れた冬の青空を見て、遠野へ行ってきました。2~3店舗和菓子店を回り、お菓子を食べながらブラブラと散策・・・。雪が降る前に行けてヨカッタと感じながら、帰って来ました。

☝立ち姿もシャンとしてて格好がいいです。

遠野の魅力

 遠野の魅力に心奪われるようになったのは数年以内…最近のことです。若い頃はジンニスカンくらいしか興味が無く、河童や民話なんて何一つ面白くありませんでした。柳田國男遠野物語を読んでも『ふ~ん、そうなのぉ~』って感じです。2020年に遠野へ行ったのは、岩手の銘菓『明けがらす』のルーツを探りたかったから…。遠野の街中を歩いていると、もう何度も足を運んでいるのに、以前とは違う印象が興味と共に心に染み入ってきました。年齢というより、生活環境の変化と同時に趣味嗜好が真逆になったからだと感じます。岩手県民から見ても興味深い遠野の魅力、多くの人に触れてほしいとお勧めしたい素敵なまちです。

久し振りに柳田國男の『遠野物語』を読んでみたい気持ちになりました。

www.city.tono.iwate.jp

☝雰囲気のあるお店と看板、文字を書くの方向から戦前からのものでしょうか?

鶴乃屋さま、いちごもちおいしかったです!

ごちそうさまでした!

鶴乃屋さま:遠野市中央通り12-4

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